【トラウマ絵本】ねないこだれだは怖い?あらすじやシリーズ・グッズ情報を徹底解説!

出典:福音館書店
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『ねないこだれだ』は、日本の絵本作家・せなけいこさんが生み出した人気の絵本です。夜遅くまで起きていると、どこからかおばけがやってくるという、シンプルでありながらも心に残るストーリーは、子どもだけでなく大人にも愛されています。その一方で、「怖い」「トラウマになる」といった声もあり、対象年齢やあらすじが気になる方もいらっしゃるでしょう。

本記事では、絵本『ねないこだれだ』のあらすじや内容、作者情報、対象年齢、そしてシリーズの魅力やグッズ情報について詳しく紹介していきます。
サキ研究員

怖い絵本好きの私は、子供以上にハマりました。
せなけいこさん独特のイラストが大好きで、グッズもたくさん購入しています。

この記事はこんな人にオススメ
  • ねないこだれだのあらすじ・内容を知りたい人
  • 対象年齢が知りたい人
  • 著者:せなけいこさんについて知りたい人
  • ねないこだれだシリーズについて知りたい人
  • 怖い・トラウマの理由を知りたい人
  • 口コミや試し読みについて知りたい人
  • ねないこだれだのグッズ情報が知りたい人
目次

ねないこだれだのあらすじや内容を紹介

出典:福音館書店

物語は、時計が「ボン、ボン、ボン」と9時を告げる場面から始まります。この時間に起きているのは、ふくろう、みみずく、くろねこ、いたずらねずみ、どろぼう、そしてまだ寝ていない子どもです。おばけは、夜更かしをする子どもを見つけ、「おばけのせかいへとんでいけ」と連れて行ってしまいます

シンプルな物語ですが、最後におばけに連れ去られてしまう結末が印象的で、怖いと感じるお子さんも多いようです。

作者情報:せなけいこさん

せなけいこさんは、日本の絵本界を代表する作家であり、切り絵を使った独特の表現方法で知られています。彼女は1931年東京都で生まれ、幼少期から紙を使った工作が好きで、後の作風につながる原点となりました。『ねないこだれだ』は1970年に福音館書店から出版され、長年にわたり多くの読者に愛されています。

彼女の作品の特徴は、物語がシンプルでありながら深い教訓を含むこと、そして切り絵を用いた独創的なビジュアルです。この手法は、子どもたちにとって親しみやすく、視覚的にも記憶に残りやすいのではないでしょうか。

長年にわたり多くの読者に親しまれているせなさんの作品は、日本国内だけでなく、海外でも翻訳され、幅広い層に影響を与えています。『ねないこだれだ』はその中でも特に知名度が高く、現在までに累計300万部を超えるベストセラーとなっています。他の代表作には、『いやだいやだ』『おばけのてんぷら』『もじゃもじゃ』などがあります。それぞれが、子どもの心に寄り添ったテーマで描かれており、今後も絵本の世界で重要な位置を占めるでしょう。

2024年10月にせなけいこさんは92歳で亡くなられましたが、彼女の作品は今も多くの親子に読み継がれています。せなさんの「怖さと楽しさを両立させた絵本作り」の精神は、今もなお多くの人々の心に生き続けています。

彼女の作品は、親子で読むことで絆を深めるだけでなく、子どもたちに人生の大切な価値観を伝える素晴らしいツールでもあります。『ねないこだれだ』を通じて、せなけいこさんの絵本作りの魅力を改めて感じてみてはいかがでしょうか?

ねないこだれだは何歳向け?対象年齢について

『ねないこだれだ』は、一般的に1歳からの幼児向けとされ、多くの幼稚園や保育園で親しまれている名作絵本です。シンプルな文章と少ない文字数で構成されているため、絵本デビューにぴったりの一冊と言えるでしょう。

同じくせなけいこさんの代表作である『いやだいやだ』『もじゃもじゃ』『にんじん』を含む4冊を「いやだいやだの絵本」シリーズとして販売されており、はじめての絵本としておすすめです。その簡潔でわかりやすい言葉と、親しみやすい切り絵のイラストが、幼い子どもたちにもスムーズに受け入れられるポイントとなっています。

一方、この絵本の怖さがトラウマになる子どももいます。読み聞かせる際は、お子さんの性格に合わせて、親が絵本の内容を丁寧に説明しながら進めることで、怖さを和らげることができます。親としては、夜寝ることの大切さを伝えたい気持ちもあるため、この絵本を通じて、楽しさと教育を両立させることができるでしょう。

『ねないこだれだ』シリーズの紹介

出典:福音館書店
『ねないこだれだ」は、「いやだいやだの絵本」として4冊セットで販売もされており、その中でも特に人気の高い一冊となっています。『ねないこだれだ』に登場する白い体に黄色い目のおばけが読者に親しまれたことから、このおばけを主人公としたシリーズが、せなけいこさんの作品の中で特に人気を集めるようになりました。

このおばけは、『おばけのてんぷら』『クリスマスのおばけ』『おばけなんてないさ』『めがねうさぎ』など、さまざまな作品に登場しており、そのユニークな姿が子どもたちだけでなく大人にも愛されています。

さらに、せなけいこさんの「おばけシリーズ」は全15冊が刊行され、少し怖いけれどユーモアあふれる内容が特徴です。これらの作品は、日本の民話や伝説、落語などをモチーフにしており、子どもたちが大好きなおばけをテーマに描かれています。『ばけものづかい』『おばけいしゃ』『ろくろっくび』など、それぞれに個性的なストーリーが展開され、親子で楽しめる内容となっています。これらの作品を通じて、せなけいこさんが描く世界観の豊かさと魅力を存分に味わうことができます。

ねないこだれだが怖い!子どものトラウマになる理由

出典:福音館書店
この絵本がトラウマと感じる子どもが多い理由は、ラストシーンでおばけが登場し、寝ない子どもをおばけのせかいへ連れていってしまうという衝撃的な結末にあります。特に、夜寝るのを嫌がる子どもにとっては、この絵本を読んだ後に夜が怖くなることもあるようです。

物語の最後の結末だけでなく、夜のシーン全体に漂う不気味な雰囲気も印象的です。時計の音がボーンボーンと響く中、フクロウや黒猫、さらには泥棒がどこかでこちらを見ているような感覚が描かれており、これが「怖い」と感じるお子さんも多いです。

せなけいこさん独特の切り絵のスタイルと、短いながらも印象的なストーリー構成によって、怖さと面白さ、教育のバランスがうまく取れた作品と言えるでしょう。

『ねないこだれだ』に登場するちょっぴり怖い生き物たち

『ねないこだれだ』には、夜の象徴的なキャラクターとして、猫やフクロウも登場します。これらの動物たちは、夜の時間帯を強調し、物語の不気味な雰囲気をより深める効果があります。親子で「次はどのキャラクターが出てくるか?」と楽しみながら読み進めることもできます。
ねないこだれだに出てくるもの
  • 振り子時計
  • フクロウ
  • みみずく
  • 黒猫
  • どらねこ
  • いたずらねずみ
  • どろぼう

ねないこだれだは無料で試し読みできる?

結論から申しますと、『ねないこだれだ』は試し読みをできるサイトは現在ありませんでした。ただし、Amazonや楽天にて一部のページが閲覧可能となっています。ねないこだれだのイラストの雰囲気や怖さをチェックすることができるので、お子さんにあっているかどうかを是非ご確認くださいね。

また、Youtubeでは読み聞かせ動画も閲覧可能となっており、心配な方は一度視聴するのをおすすめします。

読み聞かせにぴったりな『ねないこだれだ』

ねないこだれだは、読み聞かせとしても大変人気作品です。短い文章とテンポの良さが特徴で、夜寝る前の習慣として、子どもに「夜寝ることの大切さ」を自然と伝えることができます。読むのに熱が入る作品でもあるので、親子で楽しみながら、毎晩の読み聞かせに取り入れるのをおすすめします。
サキ研究員

ちょっぴり怖がるお子さんを隣に寝かせて、
くっつきながら楽しむのもおすすめです!

『ねないこだれだ』のグッズ紹介

出典:cake jp
『ねないこだれだ』は、ぬいぐるみやキーホルダー、ステーショナリー、お菓子など、たくさんの関連グッズが展開されています。絵本を読んだ後も、これらのグッズを通じておばけのキャラクターを身近に感じることができ、親子で絵本の世界を共有し続けられる点が魅力です。また、多くのお子さんが一度は読んだことがある作品であるため、プレゼントとしても喜ばれ、盛り上がること間違いありません

さらに、『ねないこだれだ』はガチャガチャでも多くのアイテムが登場しており、その人気の高さがうかがえます。子どもだけでなく、親世代からも愛されるデザインと内容は、世代を超えて楽しめる魅力を持っています。
サキ研究員

どれもかわいい!!
我が家でもパジャマやトレーナー等着せていました。

【トラウマ絵本】ねないこだれだは怖い?あらすじやシリーズ・グッズ情報の総括

『ねないこだれだ』は、せなけいこさんが描いた不朽の名作絵本であり、シンプルな物語と印象的な切り絵のイラストで、多くの親子に愛され続けています。この絵本は、「夜寝ることの大切さ」を伝えるだけでなく、少し怖い雰囲気を楽しむというユニークな体験を提供してくれます。

『おばけのてんぷら』や『クリスマスのおばけ』などのおばけシリーズとして広がり、親子で楽しめる豊かな物語世界が展開されています。

絵本の中で描かれる夜の不気味な雰囲気や、フクロウや黒猫、泥棒の影といった要素は、多くの子どもたちの想像力を刺激し、大人にとっても懐かしさと新たな発見を感じさせます。

親子のコミュニケーションを深める貴重なツールとしてもおすすめです。この絵本を通じて、怖さとユーモアの絶妙なバランスをぜひ楽しんでください。
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