「パンどろぼう」は、可愛らしいキャラクターとユーモアに溢れたストーリーが多くの読者を魅了している絵本です。発売当初から子どもから大人まで幅広い層に愛され、累計400万部を突破！シリーズ化もされるほどの人気を誇ります。
パンをテーマにしたこの物語は、単なる泥棒の話に留まらず、心温まるメッセージや自己成長の要素が詰まっています。
この記事では、「パンどろぼう」のあらすじやユニークな登場人物、そしてなぜここまでの人気を集めているのかを詳しく解説します。また、対象年齢や試し読みの方法、英語版やグッズ情報など、パンどろぼうを存分に楽しむための情報もご紹介します。絵本選びの参考に、ぜひ最後までご覧ください。
この記事はこんな人にオススメ
- パンどろぼうのあらすじを知りたい人
- 対象年齢や登場人物が知りたい人
- パンどろぼうの正体が知りたい人
- パンどろぼう名物「まずい」の理由を知りたい人
- 試し読みできるか知りたい人
目次
パンどろぼうはどんなお話？
パンどろぼうはどんなお話？
- あらすじの紹介
- 絵本の対象年齢
- 登場人物・キャラクターの紹介
- 作者：柴田ケイさん
- パンどろぼうはいつから発売された？
- パンどろぼうの正体は？ねずみに名前はある？
あらすじの紹介
まちのパンやから サササッととびだす ひとつのかげ。引用：KADOKAWA
パンがパンをかついで にげていきます。
「おれはパンどろぼう。おいしいパンをさがしもとめる おおどろぼうさ」
パンに包まれた、その正体とは――!?
お茶目で憎めないパンどろぼうが、今日も事件をまきおこす!
「パンどろぼう」と呼ばれるパンを被った謎のキャラクターが、美味しいパンを求めてパンを盗むところから始まります。パンがパンを担いで逃げていく。
そんなパンどろぼうが次に狙いをつけたのが、森の中にある「せかいいちおいしもりのパンや」。さっそくひとつパンを盗んでみるが・・・？
シリーズを読み進めるうちに明かされる、パンどろぼうの正体やパンを追い求める理由も見どころです。
このストーリーは、ただの泥棒の物語ではなく、自己成長や思いやりをテーマにした、心温まる内容が魅力です。
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絵本の対象年齢
「パンどろぼう」は、4歳以上の幼児から小学生を対象にした絵本です。
この作品は、短い文章とユーモラスなイラストが特徴で、特に小さなお子さんの興味を引きやすい内容となっています。子どもが理解しやすい言葉が使われているので、絵本が好きなお子さんでしたら、2歳や3歳でも楽しめるかもしれません。
家族全員で楽しめる絵本として、多くの親子に愛されています。子どもたちが成長と共に繰り返し読みたくなる作品としておすすめです。
登場人物・キャラクターの紹介
「パンどろぼう」には、魅力的な登場人物が多く、物語を一層面白くしています。主役の「パンどろぼう」は、パンを盗む謎のキャラクターですが、何故か憎めない不思議な魅力があります。また、物語の中で彼と関わるキャラクターもそれぞれ個性的で、思わずクスっと笑ってしまうキャラクター達ばかりです。
パンどろぼうとのユーモラスなやり取りは、物語の魅力を倍増させています。
名前：パンどろぼう
このシリーズの主人公。
おいしいパンを探し求めるどろぼう。中はねずみ？と思わせる憎めないキャラクターです。
名前：にせパンどろぼう
もりのパンやに現れたぶどうパン大好きなどろぼう。
パンどろぼうに似てるけど・・・？
名前：なぞのフランスパン
何故かパンどろぼうにうらみをもっている
なぞのフランスパン。
その他、もりのパン屋のやさしい「パンやのおじさん」や、おにぎりばかり食べさせられて育った「おにぎりぼうや」、車屋の「こぶた」、最新シリーズの「りんごかめん」と個性豊かなキャラクターが並びます。
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作者：柴田ケイコさん
「パンどろぼう」の作者は高知県生まれの柴田ケイコさんです。独自のユーモアと温かみのある作風が特徴で、イラストレーターとしても多方面で活躍しています。「パンどろぼう」シリーズはその象徴的な作品であり、個性的なキャラクターや日常の小さな出来事を物語に落とし込む技術で、子どもから大人まで幅広いファン層を魅了しています。
柴田さんは他にも「おいしそうなしろくま」や「おにゃけ」「うごきません」などの作品も手がけており、絵本の世界で豊かな表現力と多様なテーマを追求しています。近年では、紙雑貨などの立体作品も手掛け、作品の幅をさらに広げています
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パンどろぼうはいつから発売された？
「パンどろぼう」は、2020年に初版が発売され、たちまち話題を呼びました。
この作品は、瞬く間に人気を集め、シリーズ化されるほどの成功を収めています。発売当初から、パンどろぼうの愉快な表情と憎めない性格、ユーモアたっぷりのストーリーが親子での読み聞かせに最適で、多くの家庭や教育現場で愛読されています。
多くの絵本ランキングで上位にランクインしており、累計部数が400万部を突破しました。その人気はとどまることを知りません。シリーズとしての展開も期待されており、今後も多くのファンに愛され続けることでしょう。
パンどろぼうの正体は？ねずみに名前はある？
パンどろぼうの見た目から察する方もいらっしゃると思いますが、物語の中で、実はパンどろぼうの正体が“ねずみ”であることが明かされます。このねずみには特定の名前はありません。
この物語の中でパンどろぼうは、パンを被ったユニークな姿で盗みを働くキャラクターとして描かれ、彼の目的や正体は物語の進行とともに明らかにされていきます。彼がパンを追い求める理由は、パンどろぼうシリーズの「おにぎりぼうやのだびだち」を読むと明らかになります。
また、彼の人気は物語だけでなく、商品化されたぬいぐるみにも反映してます。特に人気なのは、パンの被り物が着脱可能となっているぬいぐるみです。パンどろぼうの変身の瞬間を楽しむことができるようになっており、親子で人気の商品となっています。
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サキ研究員大型書店では、パンどろぼうのグッズがたくさん売られていますよね。どれも可愛い。
なぜ人気？パンどろぼうの魅力を紹介
「パンどろぼう」がここまでの人気を集める理由は、親しみやすいキャラクター設定と、子どもにも理解しやすいストーリー展開にあります。
パンを盗むという斬新な視点から始まる物語は、初めて読む人も興味を引かれます。盗むという行為自体はいけないことですが、気づいたパンやのおじさんのやさしい言葉やパンを愛するパンどろぼうの一生懸命さに心が温まります。
また、キャラクターの表情が愛らしく、ユーモラスな展開が小さな子どもたちを夢中にさせる一方で、思いやりや成長をテーマにした内容が大人の読者にも響きます。
さらに、読み聞かせや家族での会話を促進するため、親子で一緒に楽しめる作品として多くの家庭で支持されています。このように、子どもから大人まで楽しめる普遍的なテーマが、パンどろぼうの人気の秘密です。
パンどろぼうの名物「まずい」表情
「パンどろぼう」は、物語の中で「まずい」というユーモアある表現が使われるシーンが印象的です。予測不能で唐突にでてくる「まずい」という表情にお子さんは思わず笑ってしまうでしょう。
子どもたちにとっても覚えやすく思わず笑ってしまうような言葉なので、絵本を読んだ後、この表情を真似する子どもも多いようです。このようなユーモアに富んだ言葉選びが、読者に親しみを持たせ、絵本の魅力を高めています。
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せかいいちおいしいもりのパンやのパンがまずい理由
森の中にある「せかいいちおいしいもりのパンや」からパンを盗んだパンどろぼう。しかし、パンを一口食べて「まずい」と一言。このパン屋は「せかいいちおいしい」と謳われているにもかかわらず、なぜパンどろぼうは「まずい」と感じたのでしょうか？
物語ではその理由に明確な言及はありません。
しかし、「美味しい」「不味い」といった味覚の感じ方が人それぞれであることを暗示しているのかもしれません。そして、パン屋のおじさんが「そんなに好きなら自分でおいしいパンを作ったら？」と提案することが、物語の本質ではないかと感じさせられます。この言葉をきっかけに、パンどろぼうは自分でパン作りに挑戦することになるのです。このパン屋のおじさんの返しが心温まるとともに、挑戦する大切さも感じさせてくれます。
パンどろぼうを試し読みしたい
「パンどろぼう」を初めて読む方は、試し読みがしたいという方もいらっしゃいますよね。パンどろぼうはAmazonにて試し読みが可能です。
物語の冒頭部分を無料で試し読みできるので、自宅にいながら魅力的なイラストやパンどろぼうのユニークな性格を垣間見ることができ、購入前に物語の雰囲気を感じることができるでしょう。
特に、お子さんによって、「ハマる」「ハマらない」絵本は違いますので、試し読みにてお子さんの反応をみてから購入するのが安心です。
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パンどろぼうや他の絵本を無料で読めるサイトはある？
「パンどろぼう」を無料で楽しむ方法として、Amazonが提供している「Kindle Unlimited」がおすすめです。初回1ヶ月無料でパンどろぼうを含む500万冊以上が読み放題となっています。
Kindleタブレットを持っていなくても大丈夫。お手持ちのタブレットやスマートフォンにKindleのアプリをダウンロードすればいつでもどこでも絵本が楽しめます。
お出かけの際、「絵本を持ち歩くのは重いな」という方や、「出先で動画を見せたくないな」という方にはとても便利なサービスなので、是非試してみることをおすすめします。
もちろん、初月の無料期間中に解約すれば、月額費用はかかりません。
物価上昇により紙の絵本の価格も上がっております。親子での読み聞かせや、自宅での手軽な読書体験としておすすめの方法です。
※2024年11月現在、パンどろぼうはKindle Unlimited対象外となってしまいました。
パンどろぼうの英語本はある？
「パンどろぼう」は海外でも人気が高まっておりますが、2024年現在、英語版は発売されていないようです。
とても人気な作品なので、ヨシタケシンスケさんの「りんごかもしれない」や宮西達也さんの「おまえうまそうだな」五味太郎さんの「きんぎょがにげた」のように、今後英語版が販売される可能性もありますので、期待して待ちましょう。
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パンどろぼうの魅力的なグッズ
「パンどろぼう」は、絵本のキャラクターをモチーフにしたグッズも多く展開されています。ぬいぐるみや文房具、日常で使える小物、ガチャポンなど、さまざまなアイテムがファンの間で人気です。
子どもたちが楽しめるだけでなく、大人でも手に取りたくなるようなデザインのグッズが多く、絵本と一緒に楽しむことで「パンどろぼう」の世界観をより深く感じることができます。Amazonや楽天等オンラインでも購入も可能で、季節限定の商品が登場することもあるため、チェックすると楽しいです。
2024年夏からは、東京や大阪にて「パンどろぼう展」も開催されており、その人気の高さがうかがえます。こちらのパンどろぼう展は、数々の原画やフォトスポットが設けられており、会場限定のグッズも販売されています。見るだけで心が躍るものもあります。
| 会場 | 日時 | 場所 |
| 仙台会場 | 2024年12月6日～2024年12月25日 | 仙台駅前イービーンズ 9階 杜のイベントホール |
| 福岡会場 | 2025年1月3日～2025年1月26日 | 福岡三越 9階「三越ギャラリー」 |
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パンどろぼうはどんな話？登場人物のねずみの名前、なぜ人気か総括
「パンどろぼう」は、ユーモラスなキャラクターと予想外の展開が楽しめるだけでなく、家族で共有できる温かいメッセージが魅力の絵本です。親子での読み聞かせや、対象年齢に応じた楽しみ方も多く、多くの家庭で愛される理由が納得できる作品です。また、パンどろぼうの世界をさらに楽しむためのグッズや、英語版での異文化体験もおすすめです。この絵本を通じて、日常の中にある小さな喜びや驚きを見つける楽しさを、ぜひ体験してみてください。パンどろぼうと一緒に、絵本の世界へ飛び込みましょう！
- 謎のキャラクター「パンどろぼう」が町でパンを盗むところから始まるユーモラスな絵本。物語の進行とともに、パンどろぼうの行動や正体に隠された理由が明らかになる。
- 対象年齢は4歳以上の幼児から小学生向けの絵本。
- パンどろぼうの正体はねずみで、特に名前はない。彼の他にもユーモア溢れるキャラクターが登場する。
- ユニークなキャラクター設定とストーリー展開により、子どもから大人まで幅広く支持されている。
- 一部のWEBサイトで試し読みが可能。また、kindleの読み放題対象。
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